1. 決マル婚
  2. 5ステップ テキスト
  3. vol.4 描いたゴールはどうやって現実になるの?

STEP2 自分の"好き"を判断するものさしをつくる

Q. 描いたゴールはどうやって現実になるの?

A."理想のパートナー"を明確にします

描いたゴールはどうやって現実になるの?

第4話 あなたはレシピを作ることができる

2018.08.08

「ゴールのイメージが描けたら、次はそのイメージを現実のものにしないとね」
カフェでの婚活のやり方のインプットはまだまだ続きます。
最初にオーダーしたコーヒーカップも、スイーツのお皿も既に空っぽ。2杯目のお茶が来たところで、次の話に進みましょう。

前話ではマリコさんの理想のパートナー、"社会性のあるオタク"の彼と「こうなったら幸せ!」のイメージを考えてもらう話をしました。
ここでいう"理想のパートナー"とは、憧れるエッセンスを持っていて、現実に現れて自分のパートナーになってほしい人物像。
"自分で自分を最高にもてなす。自分が一番美味しいと思う料理を自分に差し出す"
もてなすべきお客様は、マリコさん自身。一番美味しいと思う料理、理想のパートナーのイメージも湧いて来た。
次にやることは、その料理を完成させるレシピを作ること。

「レシピ? 理想のパートナーについてのレシピを作るの?」
「そうです」
そもそも、料理のレシピは何のために存在するのでしょう?
シェフや調理場が変わっても、同じ味の料理を再現できるようにするため。レシピの醍醐味は"再現性"です。
「レシピを使って、頭の中にいる理想のパートナーを現実の世界に引きずり出します。私であれば"仕事がデキるイケメン"、マリコさんの場合は"社会性のあるオタク"を再現するレシピを作ります」

それでは、例によってメモで説明しますね。

料理の得意なあなたがレシピを作る時、たとえ初めて聞く名前の料理であったとしても、それをどうにかして形にするしくみを持っているはず。では、実際におもてなしする場面で、いつも何をしていたか思い出してみましょう。

食べたい料理は決まりました。お客様のオーダーは「社会性のあるオタク」。

オーダー

はて? 初めて聞く料理名。質問したところ「社会性」と「オタク」を使った料理らしい。
――― なるほど。その食材の味が引き立つ料理であればいいのですね。

それが分かった途端、料理人のあなたの頭はフル回転。過去のレシピを総ざらい。
――― だったらアレとアレが使える!
一瞬で該当するレシピカードを抜き出すのは、造作もないこと。
でも、今回のお客様は特級のVIP。何の確認もせずに突っ走って、みすみす外すようなマネはしないはず。あなたはきっと、次にこう質問します。
「嫌いなものはありませんか? アレルギーは無いですか?」
お客様は言いました。
「ピーマンが嫌いです。ナッツにアレルギーがあります」
アレルゲンは回避するしかありませんが、嫌いなものは対処できる余地があるかもしれません。

――― どうして嫌いなの? 何が原因で嫌いになったの?
苦いのが苦手なだけだとしたら、苦味を消せば食材を代用する必要はないかもしれない。単なる食わず嫌いで、ピーマンの美味しさを知らないだけかもしれない。だとしたら、自分の料理を食べて好きになってくれたら、むしろ株が一気に上がるかもしれない。
大満足してほしいと真剣に考えるからこそ、嫌いな理由も知りたいはずです。

ところで、このお客様のおもてなし料理には、もう一つ重要な条件が加わりました。
理想のパートナーは、単なる交際相手ではなく結婚相手。美味しい料理にも色々あります。ものすごく美味しかったけど、何度か食べたらもういいかなと思ってしまう味。逆に、何度食べても飽きない味。恋はいつか終わりが来ますが、愛に終わりはありません。その料理は「飽きない味」でお願いします。

そうなると、もう少しお客様にちゃんとヒアリングする必要がありそうですね。ストックしていたレシピカードにも、手を入れなければ。腕に自信があったあなたは結構楽勝かと思っていたのですが、今一度襟を正すことになりました。嫌いなものは技術で対処できるかもしれませんが、飽きるかどうかはお客様の側の問題。

――― 何だったら飽きないの? 他の料理はどうして飽きたの?
子供の頃、どんな料理を食べて育ったか。母親の得意料理は何か。普段はどんなものを食べているのか。食材や味付けで好きなものの傾向は?

少々大変な作業にはなりましたが、それでも大丈夫。ここはあなたの得意分野です。あなたはきっとレシピを完成させるでしょう。

どうでしょう? 料理の場面でのあなたは、お客様の頭の中にある一番食べたい料理のイメージを、レシピという設計図を使って、お客様の前に実際の料理として再現しようとしていますね。
レシピを使えば、頭の中に浮かんだだけのイメージを現実のものとして再現できます。得意分野であなたがいつもやっていることです。

ここで、お客様が一番食べたい料理のレシピを完成させるためにあなたがとった行動は「絶対に外せない食材は?」「嫌いなものは?」「どうだったら飽きないの?」という質問。
"理想のパートナーのレシピ"も、これを使って完成させます。

というわけで、ここからが本題。
理想のパートナーを明確にする、あなたが実際に理想のパートナーのレシピを作る話です。結論から言うと、レシピを作る手順はこの3ステップ。

<理想のパートナーのレシピの作り方>

1. 詳細レシピを作る

  1. ・3つの質問を使って、理想のパートナーを思い浮かべた時に自分が人のどこに執着が強いかを洗い出す。「これは嫌だ」「こうじゃないと嫌だ」と思う点を箇条書きで紙に書き出す。
  2. ・書き出した項目の羅列を見て、人物の輪郭が浮かび上がってくるか、その要素さえ満たしていれば、この先ずっと別れが来ないと思えるかを確認する。

2. 自分のためだけのレシピにする

  1. ・二つずつ比較して優先順位を付ける。
  2. ・理想のパートナーに備わっているべき要素として、絶対に外せないと思う3つに絞り込む。

3. 頭で記憶する

  1. ・残した3つを見て再現性があるかを確認し、記憶する。

「え?"理想像"を作るのに"嫌なこと"を考えるの?」と思ってます? さっきの料理の例で、お客様にヒアリングした内容を思い出して下さい。結局、何かを適当に選ぶ時と本気で選ぶ時との差は、リスクをどれだけ回避しようとしているかにかかっているのではないでしょうか?
マイナスを排除できれば、プラスしか残りません。このレシピどおりの彼は、あなたにとって「マイナスを持たない人」「プラスしか持ってない人」になるのです。理想のパートナーは消去法で作ります。

また、作業していく内に気付くと思いますが、好きと嫌いは表裏一体です。
例えば、料理のメニューを考えるのにピーマンが頭をよぎった理由を「苦いのが嫌い」と言っても、「苦くなければ好き」と言っても同じこと。
料理を食べて満足してもらう上で重要なのは、「要するに"苦いかどうか"に執着しているのだな」ということに気付いて、対処できるかです。ここさえクリアできれば、甘いも辛いも甘辛いも許容範囲。腕をふるえば全てが"好き"の候補になります。
最後に残したワースト3を見て、納得するはずです。「これって要するに、私の"好き"を表してるんだよね」と。

レシピがあれば、頭の中のイメージを現実に再現できる。
「マリコさんの頭の中でモヤモヤしている理想像を紙に書き出して、クッキリ、ハッキリ明確にするんです。そうやって自分が相手を"好き"ということはどういうことなのか、具体的に頭で認識できるようになれば、実際に彼と出会った時に、私の相手はこの人でイイとかダメとか、ちゃんと迷わず判断できるようになりますよ」
「"具体的に"か。そこまでは考えたことなかった。面白そうですね」

このレシピは自分の"好き"を判断するものさしとなり、レシピどおりの彼と出会って仲良くすることで、マリコさんの「こうなったら幸せ!」は現実になるのです。

では、手順の次は早速、作り方の詳細と注意点をお話しします。

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<成功までの5ステップ>

成功までの5ステップ

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