1. 決マル婚
  2. 5ステップ テキスト
  3. vol.15 両想い、かつ、理想どおりの彼なんていつ現れるの?

STEP4 相手を探す前に"探す"を理解する

Q. 両想い、かつ、理想どおりの彼なんていつ現れるの?

A.「必ず現れる」と信じ切るところから始まります

両想い、かつ、理想どおりの彼なんていつ現れるの?

第15話 お客様はいつ現れる?

2018.10.24

マリコさんは恋愛の方の"味見"も理解し、とりあえずは大丈夫そう。
それはそうと、「告白する!」と意気込んでいた彼の方はというと、デートしたはずの日はとっくに過ぎているだろうに、一向に連絡が来なくなりました。
前回から更に半月、スタートから2ヶ月が経過。残念ながらこれはもう、うまくいっていないと見た方がよさそう。ダメならダメで、次の手を打たねば。
頃合いを見て私の方から連絡し、八重洲のカフェで第4回目の相談。

きらめくようなパティシエのケーキがショーケースを彩るオシャレなカフェでしたが、そのきらめきも空しくなるほど、曇りきった表情のマリコさんと再会することに。
彼との進捗は案の定、アンハッピーな展開。そもそも、お互いの予定が合わないとかで、会えてすらいないらしい。
今までちょいちょい会っていた友達が、急に思うように会えなくなった? ふーん、そうなのか・・・。

私の想像を遮るかのように、マリコさんから矢継ぎ早に質問が。
「考えたんですけど、理想どおりの彼が現れるかだけでも大変なのに、その上両想いじゃないと、となるとメチャクチャ狭き門じゃありません?」
何を今さら。そんなもの当たり前です。自分の幸せのために、ターゲットを絞り込んでいるのだから。
それに、対象者を減らしているわけではなく、必要な相手はもともと1人。その1人のアタリを間違いなく探し当てるために、ハズレを確実に除去しているのです。

「それはそうなんですけど。なかなか結果が出ないと、理想どおりの彼なんてやっぱりいないかもとか、自分はこのまま結婚できないんじゃないかとか、不安になるんですよねえ」
なるほど。私が話を聞いたのは最近だけど、もう5年近くも相手を探し続けているのだから、その不安は無理もないよね。

私も確かに婚活中は不安でいっぱいでした。ただ、マリコさんの不安と私の不安は、少し違うようです。
結論から言ってしまうと、マリコさんの不安は「相手がいつ現れるか」のようですが、私の不安は「今、相手が現れたら、本当に自分はその人を結婚相手とすることを決断できるのか」でした。

彼が実際に目の前に現れた

なぜ私がこのように考えるのか? それは、今のマリコさんと私で、不安の前提となる認識に違いがあるからだと思います。
前提として私は、両想いの「仕事がデキるイケメン」は必ず現れると信じ切っているのです。彼とは必ず出会えると目標が定まってしまっているので、それを達成するための手段や心構えの方が気になる、という状況。

例えば、彼が実際に目の前に現れた時のことをリアルに想像してみて下さい。
結婚相手の場合、もし交際中に何らかの理由で「この人と生活するのはムリ」となったら、次を探さなくてはならない。その時点で、自分に好意を持ってくれている相手と別れるということ。これは、相手も自分も精神的に相当しんどいはず。

なので、そういう痛い思いをしないために逆算すると、交際をOKする時点で相応の「覚悟」が出来ていなければと考えます。そして、なるべく間違いなく選別できるよう、レシピや両想いなどのものさしを準備しようと考えるのです。
入念に準備しておいて、ここぞという時に冷静な判断力を発揮できるよう、いかに自分をコントロールできるかが運命の分かれ目。いつ現れたとしても、その時点の自分にとっては「今の問題」。力を出し切れるかの方が重要で、「いつなのか」は二の次になるのです。

そうは言っても、目に見えないものを信じるということは、誰にとっても大変なことだと思います。なので、ここからは「相手がいつ現れるか」、時間のコントロールについてのお話をしましょう。

得意分野のマリコさんだったら、この状況をどう考えますか。
前回の反省を踏まえ、こんなこともあろうかとSTEP1、2の事例に続き、再度、おもてなし料理の場面に例えた場合のメモを作成してきました。

おもてなしの日の当日を迎え、あなたは調理場に入りました。
お客様はまだ来てません。来る時間を逆算して、早速準備にとりかかります。食材や調理場の状態を確認していたところに、お客様から連絡が入りました。「到着が予定より30分遅れる」とのこと。あなたは何ら臆することなく、大丈夫ですよ、ゆっくりいらしてくださいと伝えて電話を切りました。

段取り

少し時間が空いてしまうようだと思ったので、私はあなたを呼んで、お茶をいれてしばしご歓談。ところが、ひとしきり時間が過ぎた頃、再びお客様から電話。
「やっぱり大丈夫になったので、予定どおりに伺います。10分前には着くと思います。」
それを聞いた私は大慌て。
えええっ?! 遅れるんじゃなくてむしろ早いの? しまった!余計なことをするんじゃなかった!

でも、電話を切って振り返ったあなたは、全然驚いていないみたい。あなたは笑顔のまま、落ち着き払った様子で私に言いました。
「大丈夫ですよ、そんなに心配しなくても。時間のかかる下処理はもう済ませてありますから。あとはお客様が来るタイミングに合わせて仕上げをするだけです。お客様が来る時間が遅いか早いかは、大した問題ではありません。

え、そうなの?
あなたは調理場に戻り、用意してきたものを並べて、端から淡々と捌いていきました。
危なげない様子で段取り良く作業は進み、もう終わるかと思ったところでお客様が到着。何も心配する必要はないのね、と悟る私。
お客様をお出迎えし、席に着いたのを見計らって、あなたは最後の仕上げに。見事な集中力で絶妙な焼き加減で火を止め、出来立てのお料理が無事にテーブルに並びました。
お見事!!

いかがですか? 私にはとてもマネできません。でも、あなたは既に出来ているのです。
「お客様が来る時間、相手がいつ現れるかは問題ではない。」
得意分野の場面のあなたは、あっさり言ってのけました。

この時あなたは、段取りの良さや、確実に仕上げる能力の高さなど、自身の料理の腕前以外にも、もう一つ信じていたことがあるはずです。
それは、「相手は必ず現れる」ということ。
必ず現れることを信じて疑わなかったから、手際の良さを発揮できたり、一番集中すべきタイミングを的確にコントロールできたりしたわけです。

もしこの時、相手が現れるかどうかに不安を感じていたとしたら、準備した食材が無駄にならないようになど、便宜を考えて手順を変更するはず。相手を待たせてでも、相手が現れてから重要な作業に着手することになると思います。

また、段取りが良いので、手順を変更せずともギリギリまで待てる。もともと予定していた時間内にちゃんと結果を出すことが出来ます。
得意分野の時の思考になれさえすれば、目に見えないものも信じられる。良い段取りによって、結果を出すことができるのです。

得意分野だったら、マリコさんもこうなるはず。
ではなぜ、料理の場合だと当たり前に出来てしまうのでしょう?
次は、時間をコントロールするしくみについて考えます。

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