1. 決マル婚
  2. 相談事例 連載記事一覧
  3. vol.23 彼には浮気しないでほしい

STEP5 入籍前に"不安"を消す

Q. 彼には浮気しないでほしい

A. お互いが与え合っている状態、正常系を維持します

彼には浮気しないでほしい

第23話 待っているだけで食事が出てくる

2018.12.19

思いやりが連鎖して二人の信頼関係、"愛の巣"が出来てきたら、例えばこんな感じになります。

私はフリーで在宅の仕事をしているので、たまに商談で外出しますが基本は家にいます。
夫は会社員なので、平日は毎日朝から晩まで会社でお仕事。帰りが深夜になることもしばしば。
私は毎日家にいるわりには家事はおろそか。夕飯の支度はしますが、食事の後片付けもろくにしません。

私達の夫婦生活は、ハタから見ると多分このような状態。これだけ言うと、「なんて主婦だ!」となるかと思いますが、詳しく言い直すとこういうことです。

夫の一番の幸せは、仕事から帰って来たら、毎晩家で炊き立てのご飯が待っていること。
「お帰りなさい♪」
たとえ深夜0時を過ぎていようとも、妻は笑顔でお出迎え。夫はゆっくりお風呂で汗を流した後、食卓に着きます。
焼き物なら夫が席に座る直前に火を通す。揚げ物ならカラリと揚げ立て。お刺身なら当日柵買いしたものを下ろして盛り付け。サラダは水切りしてシャキシャキの状態を、毎回手づくりの自家製ドレッシングで。そして、アツアツのお味噌汁と白いご飯。

炊き立てのご飯

いつもはなるべく一緒に食べますが、あんまり遅すぎると夫が食べ終わった頃にはくたびれてソファでウトウト・・・。
ハッ、しまった!寝てしまった!
夫は明日も早いので先にベッドに入って寝てしまっていましたが、顔を上げると目の前のテーブルはすっかりキレイに。食器は流しに下げられ、予洗いまで済んで、冷蔵庫にしまうべきものもすっかり片付いている状態。
自分だって眠いはずなのに、ありがとう!

嬉しくなった妻は、次の日も心を込めてお洗濯。特に妻はたたむのが得意。最近流行の整理収納の教科書どおり、かける服はハンガーを揃えて種類ごとに並べ、家のあちこちに散乱させず一箇所にきちんと収納。たたむ服もクローゼットのサイズを測ってきっちり納めた引き出し型の収納BOXに立てて収納。これで手持ちの服が一目で見渡せる状態。
分かり易いのが大好きな夫は、毎日服を選ぶのに困らないと上機嫌。ありがとう!

夫は料理が全くと言っていいほど出来ません。包丁やフライパンなんて、とても持たせられない。それでも、トーストを焼いて、お湯を沸かしてコーヒーをいれるぐらいなら。
休日、土曜日の朝。妻はゆっくり起きて、顔を洗いダイニングへ。
「いつもの、お願いします。」
の一声で、何もしないで待っているだけで、アツアツの朝食が出て来ます。
そして、二人揃ったところで、
「いただきます♪」

どうですか、マリコさん?
自分のノロケ話をしたいのではありません。そんなことをしても、私には何の得も無い。
むしろ、こんなこっ恥ずかしい個人情報は、黙っていた方がマシ。
それでもわざわざ公開するのは、気付いて欲しいから。

お互いが与え合っている関係というのは、常に相手の顔を思い浮かべて、自発的に動いているのが正常。感謝し合う日々が正常系です。自分がイヤイヤ動いていたり、相手のグチを言っていたりするのは、既に異常な状態。まだ何かが足りていない、自分の思いやりがまだ相手に刺さっていないのです。
例えば、あれこれルールを決めようとするのは、相手を信用していないから。家の掃除で言えば、本当に信頼し合っている二人なら、手が空いている時に声を掛け合って二人で協力して終わらせてしまえば、毎日神経質になる必要もなかったりします。家事なんて、やりたくなければ際限なく手を抜いたところで、死にはしないのです。

他にも、愛の巣は「浮気」に対する不安も消し去ります。
前提として、浮気は男女の問題ではありません。これも、人と人との「信頼関係」の問題です。
マリコさんは彼を本気で信用していますか? 彼から本当に信用されていますか?
浮気が男女の問題ではないことは、ビジネスの例を挙げれば分かるかと思います。

ビジネスで新規の取引先と契約を結びたい場合、どんなに「当社だけと取引してください」と相手方へ一方的にお願いしたところで何の意味も成さない。競合他社がもっと良い条件を提示すれば、簡単に「浮気」されてしまいます。
ビジネスでの浮気の確率が、夫婦関係の比にならないことは明白ですね。
でも、お金を積んでなんぼのシビアな世界であっても信頼関係を構築して取引する場合、滅多なことでは浮気されないのです。

取引を取ってくる営業マンは、相手が何をしてほしいかを真剣に考え抜き、相手の動きを読んで先回りをし、相手のあらゆる要望に応えられるように動きます。極端に言うと、24時間体制で相手をフォローしどんな無茶振りにも即答するぐらいの勢いで、体当たりで喰らいついて、相手を本気で振り向かせる。
そのようにしてやっとの思いで構築された信頼関係は、他社の横やりが入ろうとも簡単には崩壊しないのです。

信頼関係

これは、何でも相手の言い成りになる、ということではありません。
相手方には、一人または一部の営業マンだけを見て、この先の何千万、何億という取引を任せることを判断してもらわなければならない。正に真剣勝負。
相手方にしてみれば、
「ちゃんとこっちを向いてくれているよね。困った時はいの一番に駆けつけてくれるよね」
と、限られた時間内で懸命にこちらの本気度を見極めようとするはずです。
だからこそ営業マンは、「自分を信じてくれれば大丈夫!」と、全身全霊でプレゼンするのです。

ビジネスの営業マンは大抵、ウザい、話したくないの門前払いからのスタートですが、夫婦は違うはずです。あなたのパートナーは「大好き!」からのスタート。「24時間体制で相手をフォローし・・」なんて過酷な状況とももちろん無縁。
でもこれって、よく見ると相手の全てを包み込んであげるようなこと。要するに「母性本能」だと思いません?
すなわち男女の恋愛の場合、女性の方から本来の能力を発揮してあげた方が、スムーズに信頼関係を構築しやすいのです。

愛の巣づくりを自己満足で終わらせずに、本気で相手を振り向かせれば、マリコさんの欲しい結果は手に入ります。
人と信頼関係を築く例はもちろん、ビジネスに限らない。スポーツや何らかのクラブ活動かもしれません。そうやって他での真剣勝負の経験を恋愛にも活かせる人たちは、確固たる自信を持って旦那様を操縦しています。

私もディレクター兼営業マンなので、その道の経験者。自分の中の不安は、何かを信じることで意図的に消すものです。経験者であれば、他での実績を信じているから不安が消えるのです。
具体的に言うと、まずは自分が「この人は私に嘘をつかない」と彼を信じる。普段から何か不満や心配事がないか気を配る、嘘はつかない、隠し事はしない。
浮気への不安は、「男だから」「女だから」と男女の問題にすり替えずに直球で対処することです。

心から信頼し合える関係になると、外で嫌なことがあっても、彼に話して笑い飛ばせば、すぐにどうでもよくなってしまう。何があっても自分には強い味方がいると思うと、怖いものもどんどんなくなる。毎日が笑顔でストレスフリーの生活になります。そうなるために、自分の一番、理想のパートナーを選んだのです。
GIVE & TAKE は「GIVE」が先。籍を入れる前に思い出して下さいね。

永遠の愛の秘訣が分かれば、これでもう迷いは無いでしょう。
これが最後の独身飲みになるかもしれないね。
マリコさんの婚活相談、今度こそ一件落着。と、祝杯に酔いしれて、焼酎のグラスを置こうというところまで来ているのですが、酔いが冷めるようなマリコさんの辛口は、別れ際のギリギリまで続くのでした。

決マル婚とは?

<成功までの5ステップ>

成功までの5ステップ

決マル婚とは、
「"自分に最適な結婚相手はこの人!"と確信をもって相手を決められるようになる」
「"この人と一緒になれば自分は幸せ!"と納得して結婚を決断できるようになる」
という婚活に必要な決断力を身につけていただくことを目的としたメソッドです。 彼氏ナシから、5ステップで"幸せな結婚生活"へと導きます。

相談事例 連載記事一覧

<全24話連載中! 毎週水曜更新>