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  3. vol.24 マリッジブルーってどうにもならない?

STEP5 入籍前に"不安"を消す

Q. マリッジブルーってどうにもならない?

A. 不安は何かを信じて意図的に消します

マリッジブルーってどうにもならない?

第24話 モヤモヤもきちんと完食する

2018.12.26

何はともあれ、マリコさんは理想のパートナー、「包容力があって何でも話せる大人の男性」の彼と出会って、無事に結婚を決断できました。
同時に、マリコさんに「決断力の高め方」を伝授して、自分の力で婚活を成功させてもらう、という私の目標もめでたく達成! 文句なしのハッピーエンド!
と思っていたのに。エンドロールを目前にして、最後の難関が待ち構えていました。

「なるほどねえ、信頼関係かあ。夫婦生活の秘訣は分かったんですけど、そうは言っても不安じゃありません? 何十年も一緒にいるとなったら、やっぱり先のことなんて分からないですよね。本当にこれでいいのかなあ」
これで、婚活モノが一本書ける! あとは、マリコさんのラブラブの新婚生活でも並べ立てたところで、料理にひっかけ、「ごちそうさま」で語呂合わせ良く締めくくれば完璧! な~んて、せっかく人が気分良く帰ろうとしているのに。なんてこと言うんだ、アナタ。

まあ、でも仕方ない。やっぱり来たか。いわゆる「マリッジブルー」の問題。結局、婚活の話はコレを抜きには終われないのですね。
マリッジブルー。漠然とした結婚生活全般に対する不安。
結論から言うと、「不安」は自分でコントロールする。何かを信じることで、意図的に消すもの。他人のせいではありません。食わず嫌いのままにせず、入籍前にきちんと完食しましょう。

何の不安を、何を信じて消すか、内容は人それぞれ。婚活の締めとして、私の場合の例をお話しします。
代々木の居酒屋を出て、駅までの道すがら、私は歩きながらマリコさんに話しました。

このお話の最初で、「仕事がデキるイケメンと都会のマンションで楽しく暮らす」のが、私の理想のライフスタイルだと言いました。
どうして結婚したいのかに言い換えると、この理想のパートナーと出会う、「親を超える強烈な味方をつくる」ことが、私の結婚の目的。

独身時代、どうにもならない問題にぶち当たった時、最後に頼るのはいつも父と母でした。でも、その親もいつかはいなくなる。本当の意味で親から自立しなくては。
私のマリッジブルーは「親がいなくなったらどうしよう、という不安は結婚しても変わらないのではないか?」という不安でした。

というわけで、実際に彼と出会ってめでたく交際が始まってからは、この目的に立ち返って入籍前にやることがありました。彼と十分に仲良くなって、お互いにもう結婚しても問題ないと思うくらいになってきた時期に、以前の彼氏だったらやらなかったようなことをやるようになりました。

例えば、今までの私だったら彼を自分のアパートに呼ぶ時は、完璧に掃除してからでないとあり得ないと思っている性格だったのですが、洗濯物を部屋干ししたままの状態で呼ぶ、というようなことです。
これは彼を試しているのではなく、自分を試しているのです。なぜなら、親を超えなければならないのは、彼ではなく私自身だから。
「親の前だったら平気だけど他の人の前では出来ない」ということをやって、本当に自分は彼を信用しているのかを自覚するのです。
たかが洗濯物、と思うかもしれませんが、自分の恥をさらすのは身を切るような思いでした。こんなことをして嫌われたらどうしようと、内心ビクビクしていましたが、それでも自分の精神を鍛えるつもりでやりました。

この自分自身の度胸試しが、本気で核心に触れたのは、自分の感情をむき出しにした時でした。
職場の人間関係でどうにも立ち行かなくなり、感情が爆発したのです。
私は管理職だったので、他人の身勝手で理不尽な結果を一人で背負わなければならない状況でした。同情してくれる人はいましたが、味方は誰もいない。
精神的に追い詰められ、スポーツや娯楽で発散できるレベルはとうに超えていて、ついには食事が喉を通らない状態にまで達しました。

覚悟

異変に気付いた彼は、私を自分の部屋に呼んで、「自分が全部受け止めてあげるから、全部吐き出しなさい」と言ってくれました。
私はなりふり構わず、泣いてわめいて彼に当たり散らしました。後にも先にも、あんな情けない姿は親や兄弟の前でもさらさなかったことでしょう。覚悟がなければ出来なかったことです。
以前の私なら、関係の無い彼に八つ当たりして迷惑をかけてはいけないと、表面的な相談に留めて根本的な解消には至らないまま、変な病気にでもなっていたと思います。

泣きやんで感情がおさまった時に確信しました。
「私はこの人さえいてくれれば、この先の人生、ずっと幸せでいられる」
これが私の人生の幸せです。

職場のトラブルはその後、冷静に対処し適当な解決法を見出して収束。彼を信じることで、マリッジブルーも完全に消滅しました。

何が大事か、何を幸せと感じるかは人によって違うと思います。でも、自分が本当に欲しいものを手に入れるとは、こういうことだと思います。目的があったからこそ行動できたことです。

マリッジブルーなどと感傷に浸らずに、意図的に不安を消してこそ、幸せが確信できる。適当な行動に甘んじていては、適当な結果しか手に入らないのではないでしょうか?
覚悟を持って不安を消し去れば、入籍前に彼との永遠の愛は確信できる。
マリコさんも本当に不安があるなら、自分自身と真剣に向き合って、不安を消し去ることをおすすめします。

ここまで話したところで、小田急線の改札が見えてきました。気の利いたフレーズも無く、なんとも無難な幕切れ。
あ! そういえば、今日はマリコさんのおごりだった。これで締められる、ありがとね。
「ごちそうさまでした!」

ごちそうさま

おわり

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